一期治療・二期治療とはなんですか?
矯正治療を受ける時に重要な考え方で、一期治療という言葉と二期治療という言葉があります。それぞれの治療についての基本的な知識は非常に重要です。患者さんにも理解しておいていただきたい、一期治療と二期治療の基本的な考え方・知識について皆さんにご紹介いたします。
矯正治療は一期治療と二期治療という二段階の治療に別れていて、それぞれ対象としている患者さんが違っています。一期治療というのはまだ永久歯の中に乳歯が残っている混合歯列の患者さんを対象にした治療で、6歳くらいから12歳くらいの患者さんが対象になります。このころの治療は顎の成長をコントロールし、永久歯が正常に生えるように手助けをする治療が主体で、しっかりと治療を行い永久歯だけの歯列になった状態での治療を円滑に進めるようにします。
永久歯が完全に生え、乳歯がなくなった患者さんにお行われる治療が二期治療です。二期治療では永久歯がしっかりと生えるように歯並びをコントロールする治療で、美しく自然な歯並びを治療後も継続できるようにコントロールしていきます。矯正治療を通じて様々なメリットを享受することができるので、お子さんの間の一気治療を終えた後に二期治療までしっかりと行い、より自然な歯並びを手に入れるようにすることが非常に重要です。
矯正治療に興味がある方は歯医者に相談するように心がけましょう。
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