矯正治療は医療費控除の対象になりますか?どのような計算をするのか教えてください。
みなさんは医療費控除という制度をご存知でしょうか。医療費が非常にかかる場合には医療費控除という制度を利用して年間にかかった医療費の一部の金額を確定申告の際に控除対象にすることができるのですが、矯正治療がこの控除の対象になるのかどうかあまりよく知られていないものだと思います。矯正治療の費用が控除対象になるのかどうか皆さんに一度詳しくご紹介したいと思います。
医療費控除というのは年間で10万円より多くの医療費がかかった場合にはその医療費用を税金の控除の対象にするというもので、確定申告の際に申告することで税金を安く収めることができます。医療費控除というのは基本的に健康上問題になる方が適応される制度です。矯正歯科治療の中でもある条件を満たすことで医療費控除の対象になります。
矯正治療を受ける患者さんの中には生まれつき顎の発育に異常があったり、著しく噛み合わせが悪く、お口の状態が悪くなっている場合があり、このような場合には矯正治療を受けることが健康の改善に欠かすことができず、医療費控除の対象に認定されます。このような対象になるためには歯医者の診断によって治療の必要性を証明する必要があり、この手続きを取ることで矯正治療も医療費控除の対象に認定されます。
医療費控除の手続きを取るにはいくつか書類を用意しなければいけませんが、そこまで大きな負担になることはありません。質問がある場合には歯医者に相談して手続きを進めるようにしましょう。
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